工房561

~陶ブログ~

焼けました。

今日、天目釉を作りました。

天目の顔料には、“べんがら”という酸化鉄が使われていて、焼くと黒色ですが、そのままでは、赤みの強いレンガ色という感じです。その弁柄やその他の原材料に水を加え混ぜていたら、思いっきり顔にとびはねてしまいました。化粧品の材料としても使われるくらいで毒ではないので、そのまま作業を続け、一段落したところで家に戻ると、家の人に「ひぇー!」と悲鳴を上げられてしまった。顔から血を出していると思ったそうだ。確かに、鏡にある私の顔は、思いのほか弁柄色に染まっていたが、私の眼には出血というより、プロレスのヒールのように見えた。

・・・そういえば、私は小学生のころ、名前がマサミというだけで?!「デビルマサミ」と、当時活躍していた女子プロレスラーの名前で呼ばれていたことがあった。いや、デビルマサミと呼ばれていたのは、初めのうちだけで、そのうち短縮され、ただの「デビル」になっていた。もはや悪魔である。私も私で、別に嫌だと思うこともなく、「デビルー」と呼ばれれば普通に「なに?」と返事をしていたなぁなどと記憶がよみがえった。そんなことを思い出させてくれるのも、陶芸の力ですかね~?!…(ー▽ー;;


皆さんの作品ができましたよ~。素敵です。

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